子どもにも、日焼け対策をした方がいいの?
日焼けが気になるけど、外でいっぱい遊ばせてあげたいなぁ．．．
そんな悩みに答えする記事です。
日焼けした後の皮膚の赤み、ヒリヒリ感、ほとんどの方が経験したことがありますよね。
子供にとってその状態は、キケンな可能性があります！
この記事で分かることはこちらです。
・子どもが日焼けしやすい理由
・日焼け対策
・日焼け後のアフターケア
この記事では、子どもが日焼けしやすい理由と日焼け対策、アフターケアの方法について、紹介します。
お子さんと出かけるときに、ぜひ参考にしてください。
子どもが日焼けしやすい理由
赤ちゃんや子どもの皮膚は大人の皮膚に比べ薄いため、とてもデリケートです。
子どもの皮膚は、大人の約半分ほどの厚さしかありません。
そのため、同じ紫外線の量を浴びた場合、大人に比べ子供の方が日焼けによる症状がでやすいです。
皮膚がほてり赤くなり、ヒリヒリして痛みを伴うだけでなく、水ぶくれができることもあります。
子どもの日焼けが気になるけど、ずっと屋内にいることは無理です…
赤ちゃんや子どもを日焼けさずに、室内にずっといるのは現実的ではないですよね。
それに、紫外線をまったく浴びないということもよいことではありません。
メリット：紫外線には『ビタミンD』を育成するチカラがあり、骨や歯の形成を助ける効果がある
デメリット：紫外線を浴びすぎると、皮膚を傷つけ、肌の老化やシミ、シワの原因になります。また、目にも影響し、白内障や失明になることがある
夏の時期は海やプール、アウトドアなど、子供にとって外での遊びが楽しい季節です。
日焼けが気になるからといって、外遊びを我慢させ一日中お家で過ごさせることはしたくないですよね。
紫外線が強い時期でも、子供を思いっきり外で遊ばせてあげたい!と思うときには、「日焼け対策」と「アフターケア」を行うことが大切です。
子供の「日焼け対策」と「日焼け後のアフターケア」について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
子ども日焼け対策について
赤ちゃんや子どもの日焼け対策について、3つご紹介します。
【日焼け対策①】紫外線の強い時間帯を避ける
1つ目の日焼け対策は「紫外線の強い時間帯を避ける」ことです。
一日の中で、紫外線の強い時間と比較的弱い時間帯があります。
10時〜 14時の間が一日の中で紫外線が強い時間帯です。
この時間帯をできるだけ避けて、朝やタ方の少し日差しが落ち着いた時間に外遊びすることで、紫外線を浴びる量を減らすことができます。
また、日陰で遊ぶことも日焼け対策になります。
日陰は、直射日光に比べ、紫外線がおよそ半分ほどと言われています。
夏の暑い時期には、日陰の風通しのよいところで遊ぶことは、日焼け対策だけでなく、熱中症予防にもなるのでおすすめです。
【日焼け対策②】服装の工夫
2つ目の日焼け対策は「服装の工夫」です。
外遊びをするとき、紫外線を直接肌に浴びないように服装を工夫しましょう。
長袖はUVカット効果があるものを選びましょう。
また、子どもは体温が大人に比べ高く、汗をかきやすいので通気性があるものがいいですよ。
海や川などの水遊びでは、ラッシュガードがおすすめです。
【日焼け対策③】日焼け止め
3つ目の日焼け対策は、「日焼け止め」を使うことです。
日陰や服装でも紫外線を避けきれないときは、日焼け止めを塗ってあげましょう。
日焼け止めを塗ることで、紫外線をバリアすることができます。
日焼け止めに表示されている「SPF」は値が高いもの、「PA」は+の数が多いものが紫外線をカットする効果が高いです。
日常生活ではSPF15 PA++
軽いレジャーであればSPF30程度 PA+++
炎天下での海遊びなどではSPF50 PA++++以上
SPFやPAが高いと肌への負担が高いと思うかもしれませんが、肌への負担は日焼け止めの成分が関係するといわれています。赤ちゃんや子どもには肌の負担が少ない「紫外線吸収剤不使用」の日焼け止めを使うことをおすすめします。
子どもは肌がデリケートです。子ども用や敏感肌用など、肌に優しい日焼け止めを選んであげましょう。
日焼けあとのアフターケア
外でたくさん遊んだ子どもの日焼けした肌には「冷やす」「保湿」のアフターケアが大切。
日焼けとは「紫外線により皮膚が炎症を起こしている軽いやけどの状態」です。
紫外線を浴びたあとの肌のほてり、赤み、ヒリヒリ感を放っておくと、
水ぶくれなどの症状が進行してしまう危険性アリ！！
日焼けした場合、まずは肌を冷やしてあげましょう。
- 流水やシャワーでほてった肌を冷やす
- タオルで包んだ保冷剤をあてる
- 濡れタオルをあて、扇風機などで風を送り冷やす
そして、 冷やした後は、 ローションなどで保湿してあげてください。
保湿剤を冷蔵庫で冷やして使うとひんやりして気持ちがいいのでおすすめです。
日焼けした肌に 「冷やす」 「保湿」 を行うことは、 肌の炎症を押さえるために大切です。
子どもは自分で対処できないので、周りの大人がしっかりアフターケアを行ってあげてくださいね。
日焼けがひどい場合は皮膚科へ
日焼けした肌の炎症は「日焼け対策」と、家庭での「アフターケアで紫外線による炎症をおさえることができる場合が多いです。
しかし、炎症が落ち着かないケースもあります。その場合は病院での治療が必要になります。症状がひどい、炎症が治まらない場合は、皮膚科を受診しましょう。
日焼けによる肌の赤み：8～24時間でピーク
（通常は3日ほどで赤みが落ち着きます）
まとめ
子どものデリケートな肌にとって、紫外線をたくさん浴びることは大きなダメージです。
紫外線に負けず、子どもたちを思いっきり遊ばせ、楽しい思い出をたくさん作ってあげたいですよね。
そのためにも、「日焼け対策」と「日焼け後のアフターケア」をしっかり行ってあげましょう。
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