【内視鏡室看護師が伝えたい】大腸がんを防ぐために必要なのは?便潜血検査で早期発見、早期治療!

健康コラム

検診で行われる「検便」について知っていますか?

もっと早くに受診すればよかった…

そんな思いをしてほしくない!と思い、現役内視鏡室ナースである筆者がこの記事を書きました。

「検便」とよばれる検査は、

正確には「便潜血検査」と言います。

発見が遅くなったら、命にも関わる病気を見つけるための検査です。
結果が陽性だった場合、精密検査を受けることが大切です。

この検査の重要性について、医療従事者以外の方が分かりやすいように説明していきます。

「便潜血検査」って何?

便の中に血液が混ざっていないかを調べる検査になります。

健康診断や人間ドックなどで、専用の容器に便を入れて提出するだけです。

検査で何が分かるの?

  • 大腸がん
  • 大腸ポリープ
  • 炎症性腸疾患 など

肉眼では分からない程度の血液も含まれていないか検査できるため、
大腸や消化管に関する疾患を早期に発見することができます

「陽性」と判定されたらどうしたらいい?

早めに医療機関に受診しましょう!

早めの受診。とっても大切です!

「陽性」判定された場合、大腸内に何らかの問題がある可能性があります。

内視鏡検査(大腸カメラ)などを追加で検査が行われます。
医師との相談の上、追加検査を受けることもおすすめします。

早めに受診することで、
大腸がんでも早期発見、早期治療につながります!

大腸がん

大腸がんは、加齢や遺伝的要因、生活習慣、食習慣などの影響を受けて発症する病気です。
一般的に、40歳以上に多く見られますが、最近では若年化傾向もあります。
また、家族に大腸がんの患者がいる場合や、過去にポリープを摘出した経験がある場合などは、
発症リスクが高くなります。

最後に

便潜血検査で陽性反応が出た場合、大腸内に何らかの問題がある可能性があります。
このような結果を軽視せず、早期に医師と相談し、追加の検査を受けることが大切です。
大腸がんは初期段階では症状がほとんど現れません。
そのため、早期発見・早期治療により、命を救うことができます。
陽性結果を受け取った場合は、早めの受診をおすすめします

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