【保存版】看護ファーストレベルの受講・志望動機の書き方5ステップ/例文あり

ファーストレベルの受講動機の書き方ナーシングキャリア

ファーストレベルの受講動機の書き方を知りたいです。

受講動機が思いつかない…

例文とかあったら見たいなぁ。

いい参考書ないかな…

こういった疑問に応えます。

この記事でわかることは下記のとおり。

ファーストレベルの受講動機の書き方
ファーストレベルの受講動機の例文
レポートを書く際に役立つ参考書

「ファートレベルの受講動機の書き方のコツ」をまとめました。何を書くべきを解説しているので、参考にしてください。

ファーストレベルの応募時に必要な受講動機のレポート

コツをつかめば、スラスラ書けます。

受講を希望する人は、最後まで読んでみてください。

この記事を読むと、レポートの書き方の基本が身につきます。ファーストレベルの受講中にも役立つ知識をまとめていますので、ご活用ください。

短時間!ULTRA方式合格レポート わかりやすく効率的な書き方―ファースト・セカンドレベル」もぜひ参考に。

【基本情報】応募時に出題されるファーストレベルの受講動機は?

ファーストレベル応募時には必ず課題が出されます。募集要項に記載されている課題は下記のとおり。

小論文:課題

「認定看護管理者ファーストレベルプログラムを受講する理由」

1000文字程度

表現の仕方はいろいろありますが、応募時には「受講動機」のレポートを書かなくてはいけません。

どんなことを評価されるの?

評価される視点については、以下で紹介するので参考にしてください。

受講動機レポートでの選考基準

選考基準を知っておきましょう。ファーストレベル研修でも、レポートの書き方を学びますが、基本的な文章が書けるか確認されます。

  1. 課題認識
  2. 自己の役割認識
  3. 受講動機
  4. 文章構成

それぞれの項目について、説明します。

課題認識

看護管理に関した学習課題を持っている

ファーストレベルを受けるということをきちんと認識していることを示す必要があります。

「看護管理」についての課題を書いていれば大丈夫です。

自己の役割認識

現場の問題を捉え自己が看護管理の視点で果たすべき役割を認識している。

自己の立ち位置をきちんと知っていなければいけません。自分の立ち位置を把握していないと、ファーストレベルの受講動機やレポートを書くことは難しいです。

詳しくは、のちに解説していくので参考にしてください。

受講動機

受講動機や研修を受ける意欲を記載しましょう。

何を学びたいかをきちんと明確にする必要があります。【例文】は以下で紹介していますので、参考にしてください。

文章構成

文章が明確で分かりやすい。段落が適切で、誤字・脱字がない。

文章の構成については、【看護師ファーストレベル】レポートの書き方〈実例あり〉にまとめています。文章の構成を身につけたい方は、読んでみてください。

【ファーストレベルの受講動機】受講動機を書く前の準備

受講動機

どんなに内容にしたらいいの?

志望動機を書くために、まずは書くべき内容をまとめておきましょう。

まとめておく内容は、下記の4つです。

⓵自分の立ち位置
②解決したい問題
③自分にとっての課題
④研修で何を学びたいか

以上の4つを順番に考えていきましょう。

自分の立ち位置

立ち位置によって、課題にすることが違ってきます。

自分の立ち位置をきちんと理解しておく必要があります。

自分の立ち位置は?
ファーストレベ受講動機

問題は誰にとっても問題。

しかし、立ち位置によって、解決しなければならない課題が違ってきます

自部署での自分の役割を思い返してみましょう。

解決したい問題は?

働いていて「あれ?」と問題に思っていることは?

自分のまわりの現状を考えてみましょう【例】
  • 転倒・転落のインシデントが増えている
  • 中堅看護師の意欲が低下している
  • 業務改善が進まない
  • スタッフ間のスキルに差がある
  • 残業時間が増えている など

ふだん問題に思っていることは何ですか?
いろいろを書き出して、考えてみましょう。

自分にとっての課題は?

「課題」とは問題を取り組む形に変換したものです。

「理想の姿」と「現状」のギャップが「問題」になります。

ファーストレベル課題

問題とは:部署(手術室)のスタッフが緊急手術の対応ができない

理想の姿とは:スタッフ全員が緊急手術に対応できる

このような現状がある場合の課題は、以下のようになります↓

【課題】

〈看護師長〉「手術看護の実践能力が向上できる体制をつくる」

〈主任・中堅リーダー〉「緊急の手術患者の看護に対応できるように看護実践能力を向上させる援助をする」

問題を理想の姿に近づけるための「課題」を見つけましょう。

研修で何を学びたいか?

評価される点の1つです。

何を学びたいか必ず記載しましょう。真摯な姿勢を表現することが大切です。ファーストレベルで、真剣に学びたいという意欲を伝えましょう。

【例文】

✔ 「リーダーシップについて学んでいきたいと考える」

✔ 「人をマネジメントする仕事に魅力を感じているので、今後はさらに看護管理においてキャリアアップを行っていきたいと考える」

✔ 「ファーストレベルの研修を通して、他施設の看護師とのネットワークを構築し、視野を広げていきたいと考えている」

ファーストレベル研修で自分が学びたいことは何ですか?

どのように成長したいか考えてみましょう。

ファーストレベルの志望動機の書き方【5ステップで解説】

以下の、5つのステップにそって志望動機を書いてみましょう!

①結論から書く

②自分の立ち位置を明確にする

③志望を考えた理由を説明する

④受講したい意欲を書く

⑤まとめる

レポートは結論から書く

受講動機は結論から書きましょう。

レポートは、読み手に「読ませたい」と思わせる必要があるからです。

結論から書くことで、文章が理論的になり、説得力が高まります。
結論から書くことをPREP法ともいいます。
(PREP法については以下で説明しています)

例文:私がファーストレベルの受講を志望した理由は、マネジメントの方法とリーダーシップについて学んでいきたいと考えているからである。

題名とはじめの3~5文を読めば、よいレポートかどうか分かります

自分の立ち位置を明確にする

自分の立ち位置を書きましょう

例文:私は、副主任として自部署において指導的役割を担っている。

チームリーダーや主任、看護師長などの立ち位置と役割を書くことを忘れずに。

志望を考えた理由を説明する

志望に至った理由を書きましょう。
ファーストレベルは自分で主体性をもって学ぶ場です

「何を考え、何に問題意識をもち、何を学びたいと思ったか」を詳しく説明します。

例文:主任としての役割を遂行するにあたり、マネジメントの視点が不足していると考える。そのため、ファーストレベルの研修を通して、管理能力を学びたい。

漠然としたものではなく、具体的な内容を書くことで、受講動機に説得力を持たせることが

できます。

受講したい意欲を書く

ファーストレベルの受講で学んだ知識をどのように活かしたいかを書きましょう。

「どうしてもファーストレベルを受講したい」という熱意を伝えうことがポイント。

例文:組織づくりの知識や人材育成の方法を学ぶには、ファーストレベルの受講が最適と考えた。

なぜファーストレベルを受講しようと考えたかをしっかり伝えましょう。

まとめる

全文のまとめを書きましょう。

「以上のように」「したがって」などの言葉を使って書き出します。

例文:以上のように、これが私が認定看護管理者教育課程ファーストレベルの受講を志望している理由である。ファーストレベルを受講し自分の看護管理のスキルを高め、現場のマネジメントに活かしていきたいと考えている。

>>「以上のように」「したがって」以外の接続詞を知りたい方はコチラ

レポートの書き方とポイント

レポートを書く時には、基本的な構成があります。

レポートは論理的に書かなくてはいけません。

ポイントをおさえて書くことで、高い評価をしてもらえますよ。

>>レポートの書き方を学べる本

論理的な文章にするなら「PREP法」

読み手に、情報や考えを明確に伝えるための手法です。文章が明確であれば、読者は主題や論点を追いやすく、理解しやすくなります。

PREP法とは?

結論(point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論

この構成で書くことで、読み手に説得力のある文章になる

【メリット】
①説得力がある
②短時間で伝わる
③文章が書きやすくなる

PREP法の具体例

PREP法を使って書いた受講動機の具体例を紹介します。

【結論】私は、主任としてスタッフの手術看護の実践能力を向上するための援助をしたく、認定看護管理者教育課程ファーストレベルの受講が最適と考え志望した。

【理由】それは、スタッフの大半を占める中堅看護師のほとんどが緊急度の高い手術に対応できていないからである。

【具体例】当院の手術室では、手術件数を増やすために今まで受け入れていなかった緊急手術を受け入れることとなった。緊急手術の件数が増加しているにも関わらず、中堅看護師の人事育成が進んでいない。

【結論】そこで、今回は主に人材育成の方法について学んでいきたいと考える。

理由や具体例をいくつか書くことで、さらに説得力が高まります。

PREP法は、受講動機を書くのに適しています。

理論的な文章を書くの苦手…という人も、この型にはめることで、グッと理論的な文章に近づけれます

>>レポートの書き方をもっと知りたい方はコチラ↓↓↓

評価される点を知っておく

レポートの何を評価されるかを知った上で、書くことが必要です。読み手は、評価ポイントをもとにレポートを読んでいます。最後にチェックを行い、誤字脱字や論理的な誤りを修正します。レポートが完成したら提出準備を整えましょう。

以下のチェックリストを参考に、自分の文章を読み返してみましょう。

ファーストレベル

レポートを書く時に役立つ参考書

自分にあった参考書を選びましょう。ファーストレベルに適した参考書がいくつかあります。研修時にもかなり役に立つので、持っておくことをオススメします。

ファーストレベル受講時に使える参考書はコチラで紹介しています。

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