こんにちは、看護師mayaです。
レポートの「課題」を与えられたけど、どんなことを書いていいのか分かりません…
今回の記事では、研修終了後に出されるレポートについて書いていきます。
院内研修やファーストレベルの受講後は、レポート提出が求められ、
そのレポートによって評価されます。
そのレポートのほとんどが、課されたテーマ(課題)にそって書いていかなれけばいけません。
院内研修のレポートとであると、「研修に学んだことを踏まえ、今後の自分の課題を述べてください」ということがよくあります。
レポートの課題で求められているものは?
レポートを書き始める上で、まずは課された「課題」から自分がどんなことを書くのか考えなければなりません。
「課題」でなにが求められているのか理解しないままレポートを書き出すと、
⚠課題に関係ない内容を盛り込んだり、本質的な問題を見落としてしまう可能性があります⚠
そのため、低い評価を受けることになってしまいます…
ファーストレベルで最初に課されたレポートの課題です。
レポートの書き方をよく分かっていない私は、このレポートを仕上げるのに、かなり時間がかかってしまいました…
「課題の意図」を読み取るポイントをまとめてみました。
上記のレポートの「課題」をもとに、説明していきます。
ポイント①:キーワードとなるものは?
上記の課題でのキーワードは「地域包括ケアシステム」「自分が所属する施設」「自部署」「看護職」です。
まずは、「課題」を見て、すぐに何を書くかを考えるのでなく、キーワードを絞ってみましょう。
ポイント②:キーワードの理解
キーワードが分かったら、次は各「キーワード」について考えてみましょう。
ヘルスケアシステム論の授業で出された課題なので、「地域包括ケアシステム」について理解できているか求められています。
授業で学んだことなどを思い出し、誰かにしっかり説明できるレベルまで、理解しているか確認しましょう。
ちなみに…地域包括ケアシステムとは「高齢者や障害者などの介護保険利用者に対して、医療機関や介護サービスなどの各種サービスを連携させ、地域全体で支援するシステムのことを指します。利用者の状況に応じて必要なケアを提供し、住み慣れた地域で自立した生活を送ることができるように支援することが目的です。地域包括ケアは、医療や介護だけでなく、住環境や社会資源などの要素も含めた総合的なアプローチが求められます」
ファーストレベルのレポートを書くときに、キーワードを理解するために、必要な情報がわかりやすくまとめられています↓↓↓(ぜひとも参考に)
看護管理者ファーストレベルをこれから受ける方、受講中の方、これから管理者になる方におススメです!
そして、自分の「施設」についての理解です。
どんな施設で、どのような役割があるか? しっかり把握しましょう。
病院といっても、機能が異なり、それぞれ役割が異なります。
それに、訪問看護ステーションだったり、老人保健施設だったり、様々ですね。
自分の「施設」が理解できたら、「自部署」の理解です。
施設の中で、どのような役割があるでしょうか?
「看護職」の役割とは、自身ができる立場・役割を理解することです。
自分の置かれている立場は?すべき役割は
一つの「部署の課題」に対して、立場が異なると、師長レベル、主任レベル、スタッフレベルではできることは違いますよね。
「自分の立ち位置とは?」については、以下の記事で詳しく説明しています。
自分の置かれている立場・役割を分かっていないと、レポートを書くことは難しいくなります。
ポイント③:何を求めているのか?
レポートのテーマ(課題)から、出題者が何を求めてるいか、を理解して書くことはとても大事です!
研修後のレポートであるため、研修の内容を理解できているか、レポートを見て評価されます。
しっかり、授業で先生が話した内容を振り返りかえりましょう。
今回のレポートでは、「自施設・自部署の現状把握」ができているかもレポートを通してみています。
「課題を通して評価者は何を求めているか」
レポートの「課題」をしっかり理解することで、レポートの内容が曖昧にならず、書くことがまとまってくるので、スラスラと筆が進みます(今は筆じゃないか笑)
ファーストレベルでは自施設・自部署の現状を把握して、課題を見出すことができるようになるための研修です。
ファーストレベルの全研修を通して、「自部署の課題への取り組み方」を身につけていくことが目標になります。
そのため、研修前もしくは研修の早い段階でその方法を知っておくと、レポートを書くときにも役立ちます!
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